白髪を、ブリーチにてハイトーンのカラー?

こんにちは!神奈川県大和市南林間にある完全貸切で乾かしただけで収まるカットを追求しております
パーソナル美容室
Kicchi hair designの中嶋です!


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以前こちらのブログでご紹介させていただきました、
ハイトーンのブリーチカラーについて、少しだけオススメをさせていただきたいと思います。


なぜオススメなのかというと、大人のあの悩みに対応できるからなのです。


白髪が思う通りに染まる?!


結論から言うと、ブリーチを利用した脱色(ハイライトを入れるのも含む)と、カラーリングでの2回染め
を利用すれば、白髪をしっかり染めながら思い通りのヘアカラーを楽しむことができます!


白髪改善カラー


白髪が気になるお年頃の悩みの1つ、それは
ハイトーン(10レベル以上)の髪色にすると白髪が染まらないこと、です。

ハイトーンブリーチカラーは、それを均一に染めることが可能なのです。

ハイトーンにすると白髪が染まらない理由それは、
ヘアカラーの構造にあります。
ヘアカラー剤は、1剤と2剤に分かれており、それぞれでは効果を発揮できません。
1剤と2剤がまざることにより、ブリーチ能力と発色能力がスタートします。
ヘアカラー剤には、ブリーチが微力含まれております。このブリーチ濃度で、5レベルだとか10レベルだとか、適度な明るい髪に脱色されているのです。
ここで急キューティクルを開く作業も完了します。と、同時に、ヘアカラー剤を混ぜて20分くらいしてくると(メーカーや商品コンセプトによってまちまちですが)ブリーチ能力が減力してきます。この頃から、ブリーチ能力より発色能力の方が際立ってきます。ヘアカラー剤の二つ目の効果ですね。
ブリーチによって、キューティクルが開かれた髪に対して、発色能力が発現したカラー剤が入り込んでいきます。髪の内部成分である、コルテックス部分にヘアカラー剤が入り込み、キューティクルとコルテックスは同時に染色されていきます。
諸々の化学反応は説明を端折るとして、これで数分間置くと、カラーリングの完成です。

ちょっと難しいですかね??

ヘアカラー施術(ヘアカラー剤)とは、
ブリーチと染色を同時にしている、とご理解ください。

で、白髪染め剤もこの理屈で、
白髪部分と黒髪部分に適度なブリーチで同じダメージを与えてキューティクルを開きつつ、染色をメッチャ濃いものですることによって、黒い部分は黒く!白髪部分は黒く!染めることで均一な見た目までもっていきます。
ダークブラウンの場合も、
白髪部分と黒髪部分に適度なブリーチで同じダメージを与えてキューティクルを開きつつ、染色を
黒い部分はダークブラウンで留まるくらいで濃く!白髪部分はダークブラウンになるように濃く!染めるわけです。

どちらにしろ、一回ブリーチで開かないといけないのですが、それなら白髪染めじゃなくて普通の明るいカラー剤でも同じようなシステムで染まる気がしません?

明るいカラー剤では、白髪に充分な色素を与える染色能力が足りないのです。なぜなら、明るく見えるには、ブリーチ多め、色素弱めに設定しないといけないからなのです。

ブリーチでしっかり開いても、黒髪部分はライトブラウンまで、白髪部分はしっかり白いまま。
そこに同じ染料で発色していった場合、
ライトブラウンには、ブラウンなりの色が乗り、
白髪部分には、まるで水彩絵の具を水で薄めたような色が乗るだけだからです。これは、均一とは言えませんね。白髪部分は浮いて見えます。

白髪染め剤に含まれる、色素量は半端なく、
自宅でセルフカラーをしたことのある方はわかるかと思いますが、おでことか耳についたものなら、2〜3日取れませんよね?それくらい濃い〜染料が入っているため、均一に見えるだけで、本来与えるには不必要なほど入っているので黒い部分の髪のキャパシティを超えて、コップから溢れて出てしまっているのです。白い部分にしっかり与えるために。


この、カラー剤のシステムは、脱色と染色を同時進行する仕組みなのですが、
そもそも別々でおこなえば、自由なカラー表現が可能なのです。それを同時進行にし、時短しようとするから叶わない。同時進行ではなく、別々にすれば白髪のある方も実現可能です。2プロセスでのカラー施術なので、ダブルカラーと言っても間違いはないですがね笑

それを私は、「白髪改善カラー」と定義しております。

ハイライトを入れながら、ベースは白髪の染まるカラーで染める。そんなデザインも、提供しております。

カラーのセットメニューにプラス料金で提供しておりますが、ご相談の上で提供させてください。
時間の確保が必要なカラーとなりますので!

ぜひ、ご相談ください!