パーマにはカットが必要な理由を解説します

こんにちは!神奈川県大和市南林間にある完全貸切で乾かしただけで収まるカットを追求しております
パーソナル美容室
Kicchi hair designの中嶋です!
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パーマをご要望されるお客様で、
「カットはいらない」と仰る方がいらっしゃいます。

パーマでなぜ、同時にカットした方がいいのか解説いたします。


パーマはカットで作られる

パーマの料金にカットが含まれていたり、カットは別だったり。
店ごとの方針によってそこは別れておりますし、
お客様にとっては判りづらい。
そもそも、私がそう言われるのも無理ないなと笑

カラーの料金に対してパーマ料金の方が1.5倍くらいになっていたらパーマ料金にカットが含まれている場合が多いです。(あくまでも目安です)


以前の勤め先でもパーマは単品メニューでしたし、
当店もパーマはカット別料金ですね。

ここは推測ですが、昔の美容室では、
「パーマは元々カットを一緒にするもの」というメッセージが含まれている気がします。
でないと、コミコミ料金にする必要がありません。


そうなんです、パーマはカットがあって初めて成立するものなのです。


1.パーマの仕上がりを美しくするため

パーマは髪の流れや形に影響を与えるため、
適切なカットをしていないと希望の仕上がりにならないことがあります。
例えば、重すぎる髪にパーマをかけるとウェーブがうまく出なかったり、動きが出にくくなったりします。
逆に、適度に軽さを出したカットをしておくと、パーマがきれいにかかりやすくなります。

毛先までの重さや、バランスを取らないと
同じように巻いてもパーマロッド通りの形になりづらく、過去にも逆算するのも困難な場合が多々ありました。

2.髪の量を整えるため

髪の長さや量が不均一だと、パーマのかかり具合にもムラが出ます。

特に、毛先に厚みがありすぎるとパーマがダレやすくなったり、逆に軽すぎるとチリつきやすくなったりします。
適切な量にカットを施すことで、均一に美しいカールやウェーブを作ることができます。

ここは、パーマ液の塗布量を増やせばいいってもんでもありません。

3.ダメージを最小限に抑えるため

傷んだ毛先はパーマ液の影響を受けやすく、仕上がりがチリチリになったり、パーマが取れやすくなったりすることがあります。

カットでダメージ部分を取り除くことで、健康な髪に均一にパーマをかけることができ、持ちや仕上がりの美しさを向上させます。

実際、毛先まで巻き切るのか?はデザインにもよりますし、近年の流行からして毛先逃しのとれかけパーマのようなデザインが好まれる傾向にあります。

毛先のダメージに関しては、よほどスカスカでなければ問題ないケースもあります。


4.目的がはっきりしたパーマを入れるため

パーマの目的は人次第です。
ウェーブは要らないがボリュームが優先なのか?
ウェーブを楽しみたいがボリュームは出したくないのか?
かける目的によって、ベースカットも変わってきます。この部分にはかける、かけないなど
技術者がイメージし、的確な場所にパーマを必要な具合で用意することで初めて、パーマスタイルは完成します。カットした人しか完成できないと言ってもいいくらい。これは、完璧主義ではなく、カットは必ず必要なのです!

この4.が最も重要な理由と言えますね。


今回のまとめ

パーマをかける前にカットをすることで、

パーマが均一にかかりやすくなる
髪全体のバランスが良くなる
ダメージを抑えられる
理想のヘアスタイルを作れる

ということです!
パーマをする際には、パーマをかけてくれる美容師さんにカットもお任せしましょう。

中嶋は、パーマ得意です。ぜひお任せください。

今回は、以上になります!
読んでいただきありがとうございました!